Ravensburgerラベンスバーガー社 / ロッティカロッティ
サイコロの代わりにカードを使って進むすごろくゲーム、ラベンスバーガー社の「ロッティカロッティ(ファニー・バニー)」です。
普通のすごろくと違うのは、落とし穴が現れたり、モグラにじゃまをされたりします。ゲーム初心者だと泣いてしまうかもしれません。
お店では「ねことねずみの大レース」の次にお勧めすることが多いゲームなので5〜6歳くらいからお勧めしています。
じゃまをされた時に笑って遊ぶことができる子にお勧めなので、負けた時に悲しい子や悔しい子は小学生になってから遊んでも遅くはありません。
箱の中には「緑の丘」「ウサギ16匹(4色×4匹)」
「カード48枚」が入っています(2枚目の写真)。
自分の色のウサギを一番早く丘の上の大きなニンジンにゴールさせた人が勝ちます。カードは「1歩進む」「2歩進む」「3歩進む」「にんじんカード」の4種類です。
マスに置けるウサギは1匹だけなので、前にウサギがいたら飛び越えて進むことができます。
穴は1マスとして数えますが、飛び越えることはできませんのでウサギは落ちてしまいます。よく考えて進みましょう。
「にんじんカード」が出たら、丘の上のにんじんをカチッというまで回します。するとその度に四つのうちのどれかが起こります(4枚目の写真)。
①落とし穴
どこかに穴が現れ、そこにいたウサギは落ちてしまいます。
②モグラ(黄色いウサギ)
時々モグラが現れ、そこにいたウサギは押し出されスタート地点へ戻ります。
③ 跳ね橋(青いウサギ)
橋が上下します。下がっている時は前に進めますが、橋が上がったら前には進めません。
④柵(ピンクのウサギ)
時々柵が開き、押されたウサギは坂をくだり、下のマスに移動します。
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遊んだ時の写真でご説明します。
「5枚目の写真」
黄色と青のウサギは4匹全ています。
「6枚目の写真」
②モグラが現れ黄色いウサギは横に飛ばされましたので再スタートです。
③跳ね橋が上がっているのでウサギたちは前に進めません。
「7枚目の写真」
①落とし穴が現れ黄色いウサギは下に落とされ見えません。このウサギはここで終わります。
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「8枚目の写真」
①落とし穴が現れ今度は青いウサギは下に落とされました。このウサギもここで終わります。
③跳ね橋が上がっているのでウサギたちは前に進めません。
「9枚目の写真」
③跳ね橋の前で止まっていた青いウサギは、①落とし穴が現れ下に落とされました。
「10枚目の写真」
①落とし穴が現れ黄色いウサギは下に落とされました。
「11枚目の写真」
青いウサギが頂上の大きなニンジンの上にゴールしましたので、青のプレイヤーが勝ちました。
「12枚目の写真」
緑の丘を持ち上げると下から4匹のウサギが出てきました。ハラハラドキドキの子どもたちが大好きなゲームです。
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遊びの中で失敗する経験はとても大切です。ゲームに負けて初めは泣いたり怒ったりする子も、いつかは勝てると見通しが持てるようになると遊びを楽しめるようになります。
偶然のゲームの「すごろく」は勝ったり負けたりを同じくらいに経験ができますので初めのゲームにお勧めです。
それでもこのゲームは失敗する要素が多いので、ゲーム初心者の子の中には楽しめない子もいるかもしれません。
そんな時は他の偶然のゲームをたくさん経験した後にお勧めです。やがて楽しむことができるようになります。
ゲームに負けて泣く子は感性が豊かな子、怒る子は負けん気が強い子、どちらもその子の素晴らしい個性です。
お家では遠慮なく泣いたり怒ったりができますので、家庭でのゲーム遊びは今の子どもたちにとってとても大切な遊びです。
品 番:
メーカー:ラベンスバーガー社
サイズ等:25×25×11㎝
年 齢:5歳〜大人
¥4,180