シュトックマー社 / みつろうスティッククレヨン8色缶
1歳は「つまむ」が出来るようになり、本格的に手を使って遊び始めます。すると0〜1歳までの1年間を、しっかりと遊んでいる子とそうでない子には少しの差がでています。
当たり前のことですから、あまり気にしないことだと思います。ここで大切なのは、周りの子と比べないことです。
今、楽しく遊べるおもちゃで遊び、その子自身の成長を喜びましょう。目に見える発達も大切ですが、目に見えない内面の発達はもっと大切です。
見える発達にばかり目がゆくと、ついつい周りの子と比べがちです。そうなると、子どもたちは遊びを楽しむことができません。
1歳は親子遊びが一番長い時期かもしれません。1人で遊んでいる時はそっと見守り、退屈そうな時は一緒に遊び、楽しい時間を過ごしましょう。
その積み重ねが、楽しく遊べる心と楽しく遊べる手を育てます。
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シュトックマーの「みつろうクレヨン」の安全基準は、おもちゃ(日本ではJIS基準)より厳しい食品の基準に合わせて設定されています。そのため1歳の子どもたちが口に運んでも安全なクレヨンとして人気です。
普通のクレヨンは色を重ねると黒くなりますが「みつろうクレヨン」はその透明感で中間色になります。
黄色と赤でオレンジになります。その上に青を塗ると、黄色が強い部分は緑になり、赤が強い部分は紫にと、より深い色が生まれます。
ゲーテの色彩論に基づいて作られていますので、色同士が調和するからだそうです。
シュトックマー社のカタログには「感覚を磨く」という言葉が書かれています。これは、シュトックマー社の根底にシュタイナー教育があるからです。
わたしはシュタイナー教育のお勉強をしたことはありませんが、自分の子育てがシュタイナー教育に近かったことをおもちゃ屋になって気付きました。
感覚を育てるために一番大切なのは0歳の遊びだと思います。機械の音は入れず人の声で育てることが何より大切です。五感は優しい刺激で育ってゆくからです。
十数年前NHKの番組で、お母さんの声と録画したお母さんの声の両方を赤ちゃんに聞かせて脳の反応を見ていました。
当然ですが赤ちゃんの脳は二つの声をきちんと聞き分けていました。お客様には人の声で育てましょうとお話していましたので、ホッとしたことを覚えています。
カタログには「シュトックマーの製品は創造力を刺激して感覚を磨きます」と書かれていて、そのためにシュタイナー学校の先生方と協力して、このクレヨンを開発してきたそうです。
1歳になった子どもたちが殴り書きがすきなのは楽しいからですが、本能でそのことを分かっているように感じます。
カレンダーの裏紙や包装紙などの大きな紙を用意して自由に描きましょう。1歳から大人まで長く遊べます。
みつろうクレヨンでは「重ね塗り」「溶かし絵」「うつし絵」「スクラッチ遊び」ができ、8色缶には「スクラッチ遊び」用のスクレーパーが付いています。
溶かし絵で遊びたい方にはブロッククレヨンをお勧めします。ヨーロッパでは6歳までの子どもたちはブロッククレヨンが主流のようです。
お店ではペンを握ったことがある子はスティックを、そうでない子はブロックをお勧めしています。
色は、01洋紅色 03オレンジ 05レモンイエロー 07緑 09青 11青紫 13赤褐色 15黒 の8色です。
品 番:ST31002
メーカー:ドイツ シュトックマー社
サイズ等:1本 4×2.4×1.2cm
年 齢 : 1歳〜大人
関連ページ: https://www.instagram.com/p/CfKEIX4vgLP/
¥2,420