HABAハバ / ロジックゲーム・ハッピーワーム
ドイツ・ハバ社の「ロジックゲーム・ハッピーワーム」です。カタログには学習用ロジカルシンキングゲームと書かれていました。
分類で言えば教具になるのでしょうが、だからこそ、楽しく遊んでほしいと思います。
木製のワームブロックが7色14個、課題ブック1冊、解答付説明書1冊の内容です(2〜4枚目の写真)。
問題は全部で60問あります。楽しく遊ぶためには、1問目から順番に遊びましょう。
遊び方は課題ブックの上部に描かれている絵柄と、真上から見て同じになるようにワームブロックを置きます。
(遊ぶ時のルール)
・白いマス目からはみ出てはいけない
・1ブロックも宙に浮いてはいけない
・上から顔が見える様にブロックを置く
5〜7枚目の写真の問題はとても簡単でしたが、8枚目の写真の31からは少し考えました。
オレンジ色のワームブロックは立方体3個分です。Lの形に置くと6個になるはずですが、上の絵柄は5個になっています。
ここで重なっていることに気付きました。後は簡単です。わたしは4問目でしたが、子どもたちは31問目です。
分かる子はそのまま、難しい時はヒントを出しても良いと思います。
9枚目の写真39も、そんなに難しくはありませんでした。右上のブロックは二段を表しています。
まず形が全部見えるワームブロックを組み合わせてみました。黄色とピンクです。
その下に一段目のワームブロックを絵柄と同じように置いてゆきました。
黄色のワームブロックに隠れたのは何色のワームブロックかを想像して遊びます。
難しかったのは10枚目の写真の52です。右上のブロックを見ると三段を表しています。
黄色のワームブロックが三段目なのは分かりますが、他はどれが一段目でどれが二段目なのかはすぐには分かりませんでした。
見た目は簡単そうですが考える問題です。ヒントを一つ。赤のワームブロックは重なっています。
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展示会で遊んだ時は、簡単な1問目の後にこれより難しい三段の問題で遊んだのですが、すぐには理解できませんでした。
今回は6問目でしたので、すぐに答えが分かりました。大人でもイキナリは難しいので、子どもたちも同じです。
このロジックゲームは簡単な問題から始まっているところが良いなと思います。
ただ平面の問題を立体で作ることは、子どもたちにとってはかなり高度な遊びです。特に難度が上がる後半(30番〜)の問題は手が止まるかもしれません。
理解をする能力には個人差があります。時間をかけて少しずつ、その子のペースで遊ぶことが大切です。
手と頭を使いますので、おじいちゃん、おばあちゃん、お孫さんの組み合わせもお勧めです。
品 番:HA6815
メーカー:ハバ社
サイズ等: 26×26×7㎝
年 齢 : 5歳〜大人
¥5,720