マインドウェア社 / マーブルメイズ
アメリカ・マインドウェア社の「マーブルメイズ」です。分類で言えば教具ですが、自分で作る楽しい「玉の道(クーゲルバーン)」です。
カードを使えば6歳からですが、使わなければ幼児さんから遊ぶことができます。
玉が小さく誤飲の心配がありますので、小さなお子さんがいるご家庭では、くれぐれもご注意ください。
セット内容です。
・ゲームボード1台
・ゲート(球をとめる棒)1個
・タイル4種10個
・球8個
・問題カード84枚
・説明書
お店の見本は旧タイなので64枚でしたが、新タイプはカードが20枚増えているようです。
少ないタイルで遊ぶ「チャレンジメイズ」や「謎解きメイズ」そして、あれば良いなと思っていたテンプレートカードです。
テンプレートカードのターゲットスペースに、球が入る数字を書きこむだけで問題を作ることができます。
数字の組み合わせは限りなくありますので、大人になっても楽しむことができます。
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初めはカードは使いません。自由にタイルを置きます。手に球を1個持ち、好きな場所から転がします。これを8回繰り返します。
大切なのは球の動きをきちんと見る(追視)ことです。これができなければ、この遊びは難しくなります。でも子どもたちは追視の遊びが大好きなので大丈夫だと思います。
次は全部のタイルを変えても良いし、一部のタイルだけを変えても良く、子どもの主体に任せます。
慣れてきたら球を転がす前に予想して遊ぶのも楽しいと思います。間違えても大丈夫です。間違いに気付くことも大切です。
カードを使えば教具ですが、使わなければただの楽しい「玉の道」です。
繰り返し集中して遊べるようになったら、「マーブルメイズ」が好きになったことの証です。それからカードを使って遊びましょう。
この写真にはありませんが、新しい「スターターチャレンジカード」など簡単なカードから始めてください。
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2・3枚目の写真は「チャレンジカード1」です。カードのイラスト通りにタイルを並べ球を置きます。
下にあるターゲットスペースには数字が書かれています。球の数が数字と同じになるように残りのタイルを並べます。
1問目は残りのタイルが2枚なので、間違えてもタイルを交換するだけで正解です。球の動きの違いをしっかりと見ます。
4・5枚目の写真は「チャレンジカード11」です。内容の紹介なので一気に進みましたが、子どもたちは簡単な問題でゆっくりと遊んでください。
ターゲットスペースの数字は左から「0・5・1・1・1」です。左側に球を集めてみましたが「0・4・1・2・1」となってしまいました。
上の黄色とピンクのタイルを交換して正解になりました。ゲートをゆっくりスライドさせて球がどんな動きをするか最後まで見ると理解が深まります。
6・7枚目の写真は「チャレンジカード21」、8・9枚目の写真は「チャレンジカード31」です。
本来は球の転がり方を考えながら遊ぶおもちゃですが、初めて遊びましたので覚えられません。
勘で遊んだのですが、31だけは何度もやり直しました。大人でも簡単な問題から(タイル数が多い)ジックリと遊んだ方が楽しめそうです。
教具を教具として遊びすぎると、やらされる遊びになりがちです。そうなると遊びを楽しめなくなる子もいます。
「玉の道」自体は子どもたちが大好きな遊びなので、のんびりペースで遊ぶことをお勧めします。
楽しいと自然と遊ぶ回数も増え、理解も深まりますが、結果を求めすぎると楽しめなくなります。
大人でも楽しく遊ぶことができますので、家族で楽しめます。オリジナルカードを作れば、簡単にも難しくにも遊べます。価格も安いので、アナログおもちゃ入門としてお勧めです。
品 番:
メーカー:マインドウェア社
サイズ等: 箱30×22×6㎝
年 齢 : 5歳〜大人
¥3,960