SINAジーナ社 / ミュージカルボール
ドイツ・ジーナ社の「ミュージカルボール」です。どちらかと言えば施設に入れることが多いおもちゃです。
1個の直径は約5㎝、6色のボールが2個ずつ計12個入っています。立方体のベビーキューブと同じで一つの色に一つの音がします。
初めは音を聞かせてあげますが、やがて自分で持って音を楽しみはじめます。優しくゆっくり転がすと、音が連続して聞こえ楽しそうです。
中に入っているのは軽いプラスチック、鈴、重めの石のような物など様々です。わたしには黄色の音が一番優しく聞こえます。音の強弱で並べてみました。青が一番重く低い音がします(5枚目の写真)。
同じ大きさで重さが異なるおもちゃは、そんなにはありません。この違いに気付くのは何歳頃でしょうか。そんな時にお勧めの遊びがあります。重さの違いと音の違いを目で見ずに、手と耳、五感を使って探す遊びです。
①袋の中に各色1個ずつのボールを入れます。
②大人がボールを一つ選び(残り6個から)子どもに渡します。
③子どもは手で重さを耳で音を覚えます。
④覚えたら袋の中に手を入れて同じ重さと音のボールを目で見ないで探します。
⑤ 大人が選んだ物と同じボールはもらえますが、異なるボールはもらえません。次の子に代わります。
おもちゃ屋になる前のことですが、おもちゃライブラリーでは本物の雨どいを使って遊んでいました。ボールプールの中に雨どいを入れ、ボールプールのボールを雨どいの端から転がし中に入れます。子どもたちが大好きで、繰り返して遊んでいました。
このおもちゃを見て、それを思い出しました。必ず大人と一緒の遊びになりますが、ぜひ試してみてください。
床の上に本を1冊置き、その上に雨どいを載せます。急な角度はとても危ないので、平行に近いゆるい角度にします。
「ミュージカルボール」をそっと置いてみます。ボールが転がりながら、音が長く連続して聞こえてきます。1〜2歳の頃に大切な追視の遊びに、優しい音色が加わった楽しい遊びになります。
予想では重さで転がる速さが違うと思うのですが。どうでしょう。ぜひ大きくなった子どもたちにも予想しながら試して欲しいと思います。
木の玉なので「投げてはいけません」が分かる子の遊びになります。
子どもたちの遊びは全て不思議につながっています。大人には当たり前のことも、子どもたちにはそうではありません。
遊びの中でそのことに気付き感じる感性を育んでほしいと思います。
品 番:
メーカー:ジーナ社
サイズ等:φ5㎝
年 齢:0歳〜
¥22,000
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※この商品は送料無料です。