HABAハバ社 / カラーリングのペグ遊び
1歳は「つまむ」が出来るようになり、本格的に手を使って遊び始めます。すると0〜1歳までの1年間を、しっかりと遊んでいる子とそうでない子には少しの差がでています。
当たり前のことですから、あまり気にしないことだと思います。ここで大切なのは、周りの子と比べないことです。
今、楽しく遊べるおもちゃで遊び、その子自身の成長を喜びましょう。目に見える発達も大切ですが、目に見えない内面の発達はもっと大切です。
見える発達にばかり目がゆくと、ついつい周りの子と比べがちです。そうなると、子どもたちは遊びを楽しむことができません。
1歳は親子遊びが一番長い時期かもしれません。1人で遊んでいる時はそっと見守り、退屈そうな時は一緒に遊び、楽しい時間を過ごしましょう。
その積み重ねが、楽しく遊べる心と楽しく遊べる手を育てます。
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1歳から遊ぶことができる小さな子のおもちゃですが、模様遊びは大きくなっても楽しめます。追視の遊びができるようになった子が次に遊ぶ、手と目の協応を促す楽しい遊びです。
正方形の盤の大きさは19×19㎝、ペグの長さは約4.5㎝、リングの直径は約3.8㎝です。盤は1個、8色のペグとリングが各2個、計16個ずつ入っています。
ペグ差しの遊びから始まりますが、ひも通し、ままごとの具材、模様遊び、積む遊びと広く楽しむことができます。
3・4枚目の写真はピラミッドのように積んでみました。年齢が上がってからの遊びです。1セットでは3×3しか作ることができませんが、施設などで2セットあれば、盤と同じ4×4の大きさで作ることができます。安定感のある盤の上で立体的なピラミッドを作ることは、ドキドキする楽しい遊びです。
1歳の頃はペグ差しとして遊びます。盤にペグを差したり取ったりと単純な遊びを繰り返します。手を使って遊べることが楽しい、嬉しい時期なので、同じ動作を繰り返します。
親の仕事は、動かないように盤を持ってあげることです。誤飲の心配はありませんが、親子遊びのおもちゃです。
同じ頃には透明なタッパーに穴を開けて、貯金箱の遊びもします。木製のペグやリングは重いので、落とした時に心地よい音がします。それが次につながります。形に対しての重さがあることは、とても大切です。単純な、ままごと遊びも好きな頃なので、深さのある木皿に入れて具材にします。
色が分かるようになれば、ペグを差して模様遊びが楽しめるようになります。初めは一緒に遊びます。
5枚目の写真のように、向かって左半分の模様を作ります。リングを交換したのが、向かって右半分の模様です。ただそれだけで少し複雑な模様になります。
6〜9枚目の写真は、ただ高く積んでいます。中にペグが入っていますので、倒れることもありません。
10〜13枚目の写真は好きな色だけを使って模様遊びをしました。
[10枚目]黄色と黄緑を角に置き、中央にオレンジと水色を置きました。これだけでも美しいなと思います。
[11枚目]上と上、下と下、左と左、右と右のリングを交換しました。少し複雑な模様に見えます。
[12枚目]初めにペグを好きに置き、次にリングで埋めました。
[13枚目]オレンジと黄色だけペグとリングを交換しました。お片付け遊びの時の模様です。
14枚目の写真は先程の続きです。お片付けなので、残りのペグを差しました。15枚目の写真は残りのリングをはめて、お片付け終了です。他にも色々な遊びができる、楽しいおもちゃです。
まだ作っていなかったのですが「ANNEの遊び方通信」を作って一緒にお届けします。遊びで一番大切なのは楽しいこと。楽しければ繰り返し遊び、おまけで色々な育ちがあります。そのためには、一緒に遊ぶ大人が、遊び方を知っていることが大切です。ANNEは、そのお手伝いをするお店です。
品 番:
メーカー:ドイツ ハバ社
サイズ等:盤19×19㎝
年 齢 : 1歳〜6歳
¥7,480