アントン・シーマー / ASパターンブロック ハーフ
ドイツ ・アントン シーマー社の平面構成のおもちゃです。厚みがありますので小さな子も遊びやすく、積むこともできます。
パターンブロックの積木の角度は30度の倍数なので、5〜7枚目の写真のように、2枚鏡の遊びにもお勧めです。中心に置くと30度、60度、90度、120度と異なる模様が広がります。
遊ぶのなら3歳ころですが、パターンブックを見てすぐに遊べる子もいます。左のページには正六角形・1/2の台形・1/3の菱形・1/6の正三角形が描かれています。わかる子はすぐに、台形は2個、ひし形は3個、正三角形は6個の積木で正六角形を作りはじめます。
手が止まっている子には、使う積木を大人が選んで近くに置きます。それでも手が止まるようでしたら、マッチングのようにして遊びます。 8枚目の写真のように、大人が写真を撮り印刷した形の上に積木を置きます。
やがて意味が分かってきたら、白い紙の近くに積木を置き、最後はたくさんの積木から選んで作ります。時間はかかりますが、楽しく遊ぶことには変わりません。そのための工夫を大人がすることは、とても大切です。
上手になれば右のページのように大きな模様も楽しめます。この4つの模様だけでも、組み合わせで色々なパターンを作ることができます。
大きなカレンダーの裏など白い紙の裏に、全部の積木を使って六角形だけの模様を作ることもできます。六角形ではなく自由に作り始めたら、それが一番楽しい遊びです。自分で大きな美しい模様を作ることができるのは、楽しいことです。ゆっくりと遊びましょう。
9枚目の写真は、複数の積木で作った六角形です。模様が少し複雑になりますが、遊び方は変わりません。
①2種の形で模様を作ると言葉で伝える
②分からない時は使う積木を用意する
③それでも難しい時は写真を用意する
③→②→①の順でのんびりと遊びます。させるのではなく、共に楽しみましょう。
見ることが上手な子の中には、聞くことが苦手な子もいます。そんな時はきちんと説明すれば楽しく遊べる子もいます。また真似から入り理解することも、同じ楽しい遊びだと思います。
9枚目の写真、右の模様は分かりやすいように、向かい合わせて2個ずつ置いてみました。大きな模様を作るときは、1周目は正三角形の模様、2周目はひし形の模様、3周目は台形の模様にすると遊びやすくなります。
ただ、この時に模様の向きを揃えようとすると、遊びではなくなるかもしれません。本来は自由に模様を作る遊びなので、遊べるようになれば好きに楽しくどうぞ。大切なのは過程を楽しむことです。
色々な子どもたちがいる施設では、色々なパターンのラミネートを用意することをお勧めします。子どもたちが自分の好きな遊び方を選ぶことができるのは大切なことだと思います。
パターンブックには初めは黄色の正六角形だけで遊びましょうと書かれています。
中心が六角形だと蜂の巣のような模様が広がりました。そこで逆さにした三角形を中心に置いて広げてみました(10〜12枚目の写真)。すると、やはり三角形の模様になります。面白いなと思います。
パターンブロックは
① 小さな枠の中に積木を入れて模様を作る
② 大きな枠の中に好きな積木を入れて模様を作る
③最後はテーブルの上や床に自由に模様を作って遊びます。
「パターンブロック」は積木の角度が30度の倍数なので、模様を作る時にピタッとはまります。小さな子からご年配の方まで、楽しく遊ぶことができるおもちゃです。
品 番:AS7003
メーカー:ドイツ アントン・シーマー
サイズ等:箱23×22×6㎝(125個)
年 齢 : 3歳〜大人
¥4,400