LINGOPLAYリンゴプレイ社 / どれの仲間かな?
くだもの、動物、楽器など身近なものを8つのジャンルに仲間分けするゲームです。
「どの仲間の何か」を言葉で説明しながら手持ちのカードを太枠のジャンルカードの列につなげていきます。
一番早く手持ちのカードが無くなった人が勝ちです。
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言葉を育てるゲームですが、仲間分けをする時に考えるゲームでもあります。
ただ言葉にするのでは意味がなく、きちんと理解して言葉にする事が大切です。
そのためには遊ぶ前の説明がとても大切なのではと思います。
能力が高い子の中には、見る力が弱い子がいます。
視力が悪いのではなく、抽象的な形の識別が苦手で、パズルなどがあまり得意ではありません。
その反対に見る力が強い子の中には、聞く力が弱い子もいます。
パズルは大好きですが、聞く力が弱い。耳が聞こえないのではなく、聞き取る力が弱い場合です。
発達障害やグレーゾーンの子どもたちに多く、親が気付く事は困難です。
発達障害の子どもたちは、発達支援センターなどでフォローされています。
でも、それよりはるかに多いグレーゾーンの子どもたちは、何もフォローされないまま学童期に入ります。
思春期になって気付く子も多く、それでは遅すぎると思います。
先進国と言われる日本ですが、教育の世界は少しも先進国ではありません。
たくさんの不安の中で頑張っている子どもたちが、大勢います。
ハンディキャップの子どもたちと関わっていた頃、遊ぶ力が弱いのであれば、その倍遊べば良いと考えていました。
倍遊ぶためには、楽しく遊ぶ事が必要です。楽しく遊ぶためにはどうすれば良いのか。
発達に合ったおもちゃで遊ぶこと。または、その子の発達に合わせた遊び方を考える事が大切です。
今回も同じです。このゲームの場合、きちんと仲間分けの意味を理解する事が大切です。
聞く(ことば)が弱い子は、見る(もじ)ことで補う事ができます。
施設の場合どのクラスにもグレーゾーンの子がいると考えたら、文字が読めるようになる年長さんからお勧めします。
カタカナが読めない場合は全部ひらがなで遊びます。
カードは全部で32枚、その中の8枚は代表カードで太枠で囲まれています。
ジャンルの難度は大きく二つに分かれます。
Aグループ(2枚目の写真)
くだもの・のりもの・どうぶつ・おもちゃ
Bグループ(3枚目の写真)
ようふく・かぐ・がっき・はたらくひと(おしごと)
初めはAグループで遊び、1ヶ月後くらいにA B混ぜて遊びます。ゆっくりどうぞ。
品 番: LC-5
メーカー:ドイツ リンゴプレイ社
サイズ等:力ード32枚 5.9×9.1cm
年 齢:5才〜大人
人 数 : 2人~4人
時 間 :25分
¥1,980