クレマース社 / ミニトランペット
時々お子さんの言葉について心配している方を見かけます。言葉の育ちは個人差があります。あまり気にされない方が良いと思うのですが、気持ちはわかります。
おもちゃ屋をしていると、言葉を話さない子と、ごくたまに出会います。そんな子は3歳を過ぎてから、一気に言葉が出て話し出す子が多いです。
大切なことは内的言語が育っているかをきちんと見ることだと思います。つまり親の言葉を理解しているかです。「おもちゃを片付けて」と頼んで片付け始めたら理解していることになります。
もう一つはサ行がタ行になる、子音が省略される、などの「機能性構音障害」です。
4歳までに自然となおる子が多いようですが、聞きとる力が弱い子はもう少し時間がかかります。その時は専門の方に相談します。
家でできることは、テレビはあまり見せず、絵本をシャワーを浴びるように、たくさん読んであげてください。
他には名詞のような物の名前を覚えるだけではなく、動詞のような動き、形容詞のような思いを伝える言葉を理解することも大切です。
生活や遊びの中でさりげなく言葉にします。
・歩こうか?・疲れた?・食べる?・おいしい?・積木を積む?・高いね?・嬉しいね?・ボールが転がったね?・楽しいね
たくさんの言葉をかけることが、とても大切です。
よく噛むことも大切です。1日3回よく噛んで食べるのと、そうでないのでは大きな差がでます。
柔らかな食べ物ばかりではなく、少しずつ歯ごたえのある物を、よく噛んで食べましょう。
言葉は呼吸と唇のまわりの筋肉を使って話します。よく噛んで唇のまわりの筋肉を発達させることは大切です。
楽しいお家遊びで補うこともできますので、少しご紹介します。
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ドイツ・クレマースの「ミニトランペット」です。言葉が育つ1歳ころに、よくお勧めするおもちゃです。
言葉は呼吸です。「ミニトランペット」を吸ったり吹いたりすることで、唇のまわりの筋肉と呼吸器をきたえてくれます。
初めは吸って、やがて吹いて音がでます。笛の中では1番軽い力で音が出ますので、「ミニトランペット」で吹く遊びができる子が多いです。
初めて音が出た時は皆んな笑顔です。楽しくて長く吹き続ける子が多いのですが、小さな子が吹いてもうるさくはありません。
その次は強く吹かなければ音が出ない笛、長く音を出す笛と遊びを変えて言葉を育てます。
このおもちゃは、幼保向けのプレゼントリストにも載せています。
品 番:KM209
メーカー:ドイツ クレマース社
サイズ等:L12.5㎜
年 齢 : 1歳~
¥825