ドイツ・グリムス社の「2㎝木製ビーズ24個+ひも通し用ひも1本」のセットです。

直径2㎝の12色のビーズが2個ずつ、計24個のセットです。グラデーションに並べるだけでも美しい虹色のおもちゃです。

誤飲の心配がありますので、小さな子にはお勧めできません。口に物を入れなくなった子が遊ぶおもちゃです。

穴が小さくなり難しくなりますが、その分満足感は大きいと思います。

4・5枚目は「GMトング」と一緒に写真を撮りました。長さは18㎝と少し大きいのですが、優しい力でも動かすことができ、また別の楽しい遊びになります。

シールには1＋、1歳からとなっていましたが、口に物を入れなくなる2歳からお勧めします。

それでも遊べる子と遊べない子に別れるのではと思います。

理由は子どもたちにより様々でしょうが、1歳の頃の遊びもその一つだと思います。

本当は0歳から始まっているのですが、1歳のころ、指を使って楽しく遊ぶことは、とても大切です。

では、2歳では遅いのかと言えば、そんなことはありません。指を使って楽しく遊ぶことができれば、少しずつ、変わってゆきます。

「クーゲルバーン」「トレインカースロープ」「プラステン」などは、親指と人差し指を使って誰もが楽しく遊べるおもちゃです。

つまむ遊びをたくさんしてからトングを使った遊びに再チャレンジです。トングを使って器から器へと移す遊びは、やはり楽しいと思います。

指を使う遊びは個人差があり年齢はあまり関係ありません。今、その子が一番楽しく遊べるおもちゃを選びましょう。

一般的には器用な子が良く、不器用な子はそうではないと思われがちです。

でも、わたしはそうは思いません。生まれつき不器用な方でも一流になっている方が多いからです。

NHKに「プロフェッショナル」という番組がありますます。わたしの大好きな番組です。

日本一の寿司職人や日本一の美容師さんの回で、お二人が生まれつき不器用で劣等生だったことを知り驚きました。

周りの方に追いつこうとして、何倍も努力した、その厚みが技術となり、個性になったのだと感じました。

子どもたちも同じで、色々な個性、色々な可能性を持っています。

その子が持って生まれた全ての個性を、けなすのではなく、認めてあげてほしい。

大切なのは周りの子と比べるのではなく、その子の少しずつの成長を一緒に喜ぶことだと思います。


メーカー：ドイツ　グリムス
サイズ等：2㎝木製ビーズ24個+