小黒三郎さんの「楕円武者三段飾り 普通垂幕」です。飾って美しい段飾りなのですが、たくさん遊ぶことができる五月人形です。

飾るときは組み木の遊び、飾ってからはごっこ遊び、上段の鯉のぼりは、やじろべえになり、お片づけをするときは立体パズルとして遊べます。

部品が無くなっても購入できますので、あまり気にせずにたくさん遊ぶことができます。

お人形は、白くて硬い24㎜厚のメープルで作られています。垂幕は織物作家北川陽子さんによる織物で、赤・黄・緑の3色があります。お片づけをするときの曲げわっぱは、秋田杉で出来ています。デザインは小黒三郎さんですが、日本中の職人さんの技術の結晶でもあります。

1段目は武者と鯉のぼり、かがり火。
2段目は金太郎とクマに森の動物たち。
3段目は桃太郎と鬼、イヌ、サル、キジと、
各段ごとにお話があります。段ごとに遊んでも、混ぜて遊んでも楽しい五月人形です。

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小黒さんは若い頃、盲学校の先生をされていました。そして子どもたちが手で触って遊べる様にと、教具として厚みのある組み木のおもちゃを作り始めました。

薄いパズルでは、手で感じて見ることが出来ないからだと思います。

目の前にいる子どもたちのために作り始めた組み木のおもちゃ、デザインは本当にシンプルです。

分かりやすく楽しく遊べるようにと作られた組み木は、結果として美しいおもちゃになりました。


品　　番：KK119
メーカー：日本 小黒三郎
サイズ等：440㎜×430㎜×260㎜(飾った状態）
材　　質：メープル24㎜