オランダ・トイズ・フォー・ライフ社の「モザイクデザイン・ブロック」です。

3枚目の写真は全部のモザイクブロックを並べてみました。正方形・直角二等辺三角形・ひし形(平行四辺形)が各4枚4色、計48枚入っています。

5・6枚目の写真は木製の見本カードで、難度は3段階に分かれています。各2枚ずつ計6枚、両面で12柄入っています。大きさは16×16㎝です。

問題カードの上にモザイクブロックを置くことができます。小さな問題カードを見ながら同じ形を作るより、直接上に置く方が、はるかに簡単です。

3枚作った後に、4枚目を作ろうとして、モザイクブロックが足りなくなりました。

このおもちゃの残念な点は、見本カードの両面に色が付いていることです。片面が線だけなら、好きな色の組み合わせで遊ぶことができます。そして、モザイクブロックが不足することもありません。

なので問題カードをコピーして、モノクロの問題を作ることもお勧めです。家ではこのまま、施設で使う場合は1枚ずつに分けて、ラミネート加工をして遊びます。この問題カードを加えれば、色の指定がありません。最後は自由に模様遊びを楽しんでください。

このおもちゃには「プラスチック製のかがみ」が1個付いています。7・8枚目の写真は90度の問題カードを置いてみました。4個の模様が見えます。

鏡は角度を自由に動かすことができますので、色々な角度で遊ぶことができます。とても大切なことです。鏡の角度が60度のときは6個、90度は4個、120度は3個の模様を見ることができます。

このモザイクブロックの角度は正方形90度、直角二等辺三角形45度・90度、ひし形45度・135度です。

9枚目の写真は135度の角度で模様を作ってみました。120度より大きいので、鏡の模様が切れてしまいました。でも45度、2倍の90度、3倍の135度になっていますので、模様は作りやすかったです。鏡を使うと自由に楽しくそして長く遊べます。

家にある積木やモザイクなどを使うと遊びの世界がもっと広がります。お家でも、施設でも、ぜひ楽しんで頂きたい遊びです。

他にあそび方説明書(29ページ)が付属され3歳〜6歳までの遊び方が載っています。お子さんと、どう遊べば良いかわからないと思っている方にはお勧めです。

ただ遊びの主体はあくまでも子どもたちです。きちんと本の通りにさせようとすると遊びではなくなります。

親が張り切ってやらせようとすると、子どもは遊びを楽しめません。結果、遊ぼうとしません。

大切なことは、やはり自由に遊びを楽しむことです。その兼合いが難しいのですが、遊ぶ回数が増えると結果的には育つものも増えてゆきます。


品　　番：TF0094
メーカー：トイズ・フォー・ライフ社
サイズ等： 箱W31×H23×D6㎝
年　　齢 : 4歳〜大人